社長のつぶやき

レアな出会い

仕事が忙しいと、朝早く目覚める。

5時、外が気持ちいいのでマラソンに行く。

長野大橋を渡っていると、黒い虫を見付けた。

止まってよく見ると、ノコギリクワガタのメスだった。

もう1匹見付ける。

夜、橋の明かりに寄ってきたのだろう。

もうそんな時期かと、拾ってポケットに入れた。

子供の頃、クワガタのメスは「まんじゅう」と呼んでいた。

こいつに咬まれると、オスの比にならないくらい痛い。

血が出る。

彼女たちの小さなハサミは、腐った木に卵を産むため、

木の中に侵入するためにある。

ケンカをするオスの飾りのハサミではなく、実用的な物なのだ。

ポケットを気にしながら、大橋を渡りきろうとした時、すれ違った人と目が合う。

父だった・・・。

これはポケットに入らなかったので、そのまま走り去る。


ユーアーラッキィー

止めた場所の番号を入力して精算する有料駐車場で、

別の番号を入力して、精算してしまった。 

安いなー ラッキィーって思いながら・・・

オゥ!!!

しょうがないから、本当の番号で精算しなおした。

あれ? 安いなー ラッキィーって方がいたら、

私が払ったのです。

感謝して下さい。


バッテリー

朝起きて、どんどん減っていく。

妻とトラブルを抱えていると、出社までに けっこう減る。 

会社の机に座ると、たまっている書類の処理をする。

見積り・工事報告・週報・小さな現場の工事手配。

メールを確認。

現場の連絡・見積り依頼を確認し、処理する。

だいたい10時くらいまでかかる。

その間、電話で修理依頼が数件。

職人・材料の手配、見積り。

現調したり自分で行く現場がなければ、ようやく大きな現場に集中できる。

施工図を描いたり、議事録や協議書を書く。 

短時間で様々な仕事をするので、バッテリーは半分に減る。

午後に現場の定例会議があると、ほぼ1/4。

長丁場なことが多い。

夜、仕事や商工会・同友会・水道組合などの飲み会があると、0。

バタンキュウ。

週末になると、朝起きてもフル充電されない。

娘の顔を見ると、少し回復。

交換できるバッテリーがほしい。


美人

ラーメン屋で、遅めの昼食。

暑くて、ぐったりしていた。

一人なので、カウンター席に座る。

「いらっしゃいませ!!」

ラーメン屋らしからぬ、澄んだキレイな声がする。

思わず顔を上げて、その店員さんを見る。

オゥ!

予想しない場所で 不意に美人と出合うと、心の準備ができない。

二度見してしまう。

場違いなオーラを持つ彼女に、他の客も逆に気を使うようで 、

ラーメンを運んでくると「いいから いいから」などと言っている。

ラーメンを食べ終わって、彼女がレジを打つ。

白い手首に、リストカットのような跡が見えた。

彼女も色々なことを抱えて生きているんだな・・・

「ごちそう様」「あなたが美しく幸せに生きていけますように」

と、心の中でつぶやいて店を出る。


恐竜より怖い物

 

恐竜

茶臼山恐竜公園へ行く。 

山の斜面に作られた公園に、実物大の恐竜25体や、

遊具・アスレチック・植物園があり、動物園も隣接する。

「恐竜より、カミさんが怖い」というオチではない。 

長男は部活で、残った暇そうなチビ2人を連れて行く。 

入場は無料で、オニギリを持って行けばピクニック。

安くて楽しい休日を演出できるハズだった。 

毛虫

トリケラトプスに上ろうとしたら毛虫が・・・

よく見ると、そこらじゅうに4センチくらいの毛虫がいる。

恐竜にも遊具にもベンチにも、毛虫が付いていない場所がないくらい。

木からは、毛虫が糸でぶら下がっている。

もの凄い数。 

気を付けて歩かないと、空中にいる毛虫が顔や服に付く。

僕のズボンをはっていた毛虫を、娘が見付けてくれた。

「ウヲー!!!」

恐竜や遊具にうかつに触れず、

木の下の木陰で楽しく昼食なんて、トンデモない。

上から毛虫が下りてくるのだから。

チビ2人は怖がっていたが、

次第に棒を持って、勇敢に毛虫を振り払いながら歩けるようになっていた。

この毛虫はマイマイガの幼虫で、毛は刺さると痛いらしいが強い毒はない。

卵から生まれ、若い頃は糸でぶら下がり、風に吹かれて周囲の木に広がっていく。

ブランコ毛虫とも呼ばれている。 

生まれた木でそのまま大きくなると、皆で食い尽くしてしまうから、バラバラに散らばる。

頭がいい。

それにしてもこの数では、葉っぱがなくなってしまう。 


見習う事

忙しい中、今一度。

ある会社の事務所に貼ってあった。

「小さな仕事ほど丁寧に」

小さな仕事や儲からない仕事ほど、真価がお客様に見えるもの。

仕事をすることで、次の仕事につなげる事が大事。


本当は何屋なのか?

「何をやってるの?」と聞かれ、

「水道屋です。」と答えていたら、

「エアコンが故障したけど、違うよね・・・」と言われた。

違わないんです。

出来るんです。

本当は、「機械設備屋さん」なのです。

機械設備とは、主に衛生設備空調設備に分けられます。

衛生設備とは、水や温水を供給または排水する設備、消火設備・ガス設備のことです。

受水槽・給水ポンプ・給湯設備・配管設備・井水利用設備・浄化槽・消火ポンプ・消火栓・スプリンクラーなどがあります。 

空調設備とは、建物内の温度や湿度をコントロールしたり、換気する設備のことです。

空調機(エアコン)・ダクト設備・換気ファン・ボイラー・蒸気配管などがあります。 

エレベーター工事も含まれることがあります。 

機械設備以外に、小さな建築工事や土木工事ができます。

説明すると長いでしょ。


出世

消費税が8%になり、やたらと小銭が増える。

ケツポケットに財布を入れる人なので、財布が厚くなると具合が悪い。

なんとか、小銭がうまく出せると、すごく得した気分。

だけど次の買い物で1円足らず、大量の小銭が戻ってきたりする。

「出世して稼がないと」 なんて話をしていたら、

次男が、「出世って、あの世へ行くことでしょ」と言う。

この世を出てしまえば、あの世だよね。


全国ネットの水道屋さんについて

台所のシングルレバー水栓を、交換する費用の問い合わせがきた。

テレビなどで宣伝している、全国ネットの水道屋に見積りを依頼したら、

定価2万円の水栓を取り替える工事が、6万円だと言われたようだ。

当社で施工すれば、3.5万円程度。

タレントがCMに出て、宣伝費がかかっている。

タウンページに1ページ広告を載せたり、広告のマグネットを付けるのも高額。

少額の修理工事だけで会社を維持させ、宣伝費も捻出するためには、

1日 1人 4~5万円の売り上げがほしいところ。

長野に1店しか支店がないのに、長野県中をカバーするというのにも無理がある。

ちょっとした修理なのに、往復半日かかってしまえば、

2万円+交通費以上は稼ぎたくなるところ。

ちょっとした工事では、済ませられない。

当社は、数千万~1億円を超える大きな現場を施工しており 、

会社の維持費は、そちらから出している。

片手間だから、低価格が実現できるのだ。

また、長野市・須坂市・千曲市周辺に重点をおいているので、出張も少ない。

私もこの地に住んでいるので、お客様に顔向けできない工事はできない。 

宣伝は派手ではないが、地元の水道屋を信じてほしい。 


始まり

高齢者福祉施設の工事が決まった。

僕が担当で、長年メンテナンスしてきた施設だけに、思い入れが強かった。

施設の担当者さんからも、「新設さんで決まって良かった 」と言ってもらえた。 

2月までに4棟建てる計画で、大変な工事である。

とりあえずの現場監督は、僕しか残っていない。 

他の仕事も沢山あるが・・・ 

早速、あちこちに電話を掛けて、職人さんの確保に動く。

人を集めて体制を整えなければ、何もできない。

とりあえず話を聞いてもらうため、会ってくれとお願いしていく。 

次に、材料屋さんへ機器類の図面や仕様書の手配をお願いし、

「もっと安くして」と、ダダをこねる。 

90枚以上ある設計図を広げ、配管の種類ごとに蛍光ペンで色を塗っていく。

これをやると、見やすい図面になるだけでなく、大まかな工事内容を把握できる。 

まだ20枚目・・・

現場へ、仮設水道の検討に行く。

広い・・・


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