社長のつぶやき

バレンタイン

朝、カミサンと口ゲンカした。

昼飯にカミサンが作ってくれたオニギリを食べていたら、

アーモンドチョコレートが出てきた・・・・・

ご飯には、ショッパイ物が合うよね。


マンションの雨水管

雨水の縦樋(たてどい)の施工は、建築さんの仕事になることがほとんど。

しかしトラブルが起きると、配管のプロである設備屋に相談が来る。

最近多いのが、マンションなどの雨水の縦樋が割れたという修理依頼。

なぜ割れるのか?

一昔前のビルは、鉄管で配管していた。

割れることは、ほとんどない。

ここ十年くらいの間に建てられたビルは、

硬質塩化ビニール管を使用していることが多い。

鉄管に比べて材料費が安く、軽くて施工が楽で施工費も安い。

厳しい予算の中で、コストを下げるために選択されたのだろう。

ビニール管では、各階のベランダなどから出る枝管と本管をつなぐ、

継手(チーズ)が割れてしまうのだ。

ビニール管は、温度変化による伸縮が大きい。

管が伸びた時に逃げ道がなく、弱い場所である継手を割ってしまう。

また、日光の紫外線で劣化する。

ビニール管は、屋外の雨水管に適していないのだ。

修繕が難しい高層階では、なおさらである。

割れた場合、修理するための足場設置費が高額になるからだ。

高所作業車で届かない場所は、下から仮設足場を何段も組まなければならない。

舞空術が使えればいらないけど・・・

きちんと材料の特性を理解し、適材適所で使わないと。


徳さん

たまっていた、デスクワークをしていると、電話が鳴る。

「託児所の天井から、水がたれているから見てほしい。」

やりかけの仕事を放り出し、とりあえず現場へ急行する。

天井内に入り、濡れている配管の保温材をはがす。

排水系統のようだ。

ところが、水がたれていた場所の配管は、漏れていない。

保温材の中を、伝わって出てきたようだ。

水が伝わってきた方向をたどって、保温材をはぐ。

天井から上階の床に立ち上がる部分があやしい。

エルボの接続部かな?

しかし、配管に異常はなく、配管の周りから水が伝わってきた。

うーん・・・

天井から出て、上の階を見に行く。

シャフトになっていて、メインの配管が立ち上がっていく。

シャフトの中が、濡れていた。

シャフトの上から水が落ちていたので、さらに上の階へ。

やはり、この階のシャフトも濡れている。

もう1階上へ・・・濡れていない。

どーも、4階の排水が合流する継手が割れているようだ。

ここで漏れた水が、配管を伝わって1階の天井でたれていた。

・・・

困った時の、徳さんが来てくれた。

僕が必要な材料をそろえている間に、どんどん仕事は進んでいく。

最後の部品を持って来た時には、

「下で配管を押さえてて」と言われ、

あっという間に、配管がつながる。

簡単な工事ではないのに。

配管するために壊した、コンクリートの復旧。

上の階から 徳さんの鼻歌が聞こえる。

もう大丈夫。


運転

車の運転とは、

運「うん」を転がすこと。

と、大きな事故を起こした人から

何かカッコいいことを言われた。


建築設備士

2年越しの勉強の末、

ようやく「建築設備士」の試験に合格した。

建築設備士とは、建築設備全般に関する知識及び技能を有し、

建築士に対し、高度化・複雑化した建築設備の設計・工事監理に関する

適切なアドバイスができる資格。

空調・衛生まではいいが、電気も試験範囲に入る。

一昔前は、設備系の資格の中で最高峰の資格であったが、

今は、設備設計一級建築士というのがある。

毎日やっている仕事でも、学ぶことは尽きない。


消防設備士

消火栓やスプリンクラーの工事、消火器の設置・点検などを行う消防設備士

5年に1回、最新の技術や法律を学ぶため、義務講習を受けなくてはならない。

取得している種類によって変わるが、僕は1.5日の講習。 

一方的に話を聞かされるのは、座っているだけなのにくたびれる。

時間がなかなか進まない。

次に講習を受ける時は、40歳になるのか・・・


印籠

16時から17時に車で移動している時は、水戸黄門を聞く。

悪が必ず罰せられ、正義が報われるストーリー。

単純明快さが面白く、爽快。

悪が笑う世の中に、黄門様が現れてくれれば。

黄門様はやはり、東野 英治郎さん。


赤い虫

この時期、日当たりの良いコンクリートの上などを、小さな赤い虫が動き回っている。

この虫は、タカラダニ

花粉をエサにしているようで、人に悪さはしない。

たくさんいて気持ち悪いけど。

花粉を食べてくれるのだから、花粉症の人にとっては益虫?

コンクリートは多孔質で、ここに付いている花粉を食べる。

5月から7月だけの出現で、メスしか見付かっていない。

身近なのに、けっこう未知な部分が多いらしい。

そんな人もいるよね。


見られている

庭に野菜の種をまくと、翌日種をまいた所だけホジくられて、種が消えている。

なぜ、ピンポイントで種の場所が分かるのか???

ニオイ???

先日、農業の先生とお話しする機会があって尋ねると、

犯人は鳥で、種を埋めているとこを上から見ていて、その場所をホジるのだと聞いた。

電線の上から見られているのか?

いつも監視されていたのだ。

最近は、よく上を見るようになった。


学校を卒業して、農業機械のメーカーに就職し、5年間お世話になった。

たまたま川でコイを釣る趣味が合って、その会社の会長と釣りをする仲になり、

「釣り倶楽部」という会ができた。

朝早くまたは夕方、千曲川でコイを釣る。

僕はあまり釣れなかったが、会長は50センチオーバーのコイを本当に釣る。

「釣りバカ日誌」と違う点は、釣りでも立場が逆転しないこと。

僕が結婚してからは、気を使ったのか活動は飲み会が中心となった。

会長の釣りは続いていたが。

新入社員の僕に、様々な話をしてくれた。

釣りの話は冒頭だけで、ほとんどは全く別の話しだった。

次第に「釣り倶楽部」とはただのきっかけで、

会長が話をしたい時や、飲んで発散したい時(経営者としてのストレス?)、

僕や部員に何かあった時に、声をかけられて集まるようになった。

会長は2代目で、僕も経営者の長男だった。

会長はそのことを知らなかったのに、「釣り倶楽部」の中で、

自然と会社を動かすことについて学ばせてくれた。

家の事情を話し、会社を辞めた後も「釣り倶楽部」の一員でいさせてくれた。

きっかけを作っては、飲み会に誘ってくれた。

最後の飲み会から1ヵ月後、会長が突然亡くなった。

適当に選んで入った会社で会長と会い、たくさんのことを教わった。

今の僕につながれるように。

僕の人生で、会うと決まっていた人だと思う。

最後は80センチのコイを釣り上げ、釣り場で倒れていたという。

会長のご冥福をお祈り致します。

ありがとうございました。

僕は会長が好きで、会長も僕が嫌いではなかったと思う。

不思議な縁。

心の支えの1つがなくなり、久しぶりに泣いた。


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