技術者はカッコいい。
何か1つでいいから、極めている人間になりたい。
それだけは他人に負けないという、自負を持ちたい。
リゾートマンションで浴槽のお湯が出なくなり、早急に修理してほしいと依頼があった。
システムの制御 不具合が原因だった。
管理人の前任者が、独自に改造していたようで、図面と現状がまったく違う。
近くの電気屋さんが1日調べても、直らなくて困っていた。
忙しい中 無理を言って、計装工事のプロ中の プロを送り込む。
そして、完全解決。
総合プロデューサーとしては、完璧な役者に最大限の敬意を払う。
自分に出来ない事を、出来る人だから。
その人がいてこそ、物語が完成する。
ポッチャリして、笑顔が素敵な職人さん。
内容を報告しながら専門領域に入っていくと、顔つきが変わって言葉が滑らかになる。
かかった費用の見積りをもらう。
笑顔で、「金額の端数は負けますよ」なんて言う。
「あなたはスゴイ、そのまま キッチリ払います」と返した。
ゴルゴ13の名言
「プロが プロに依頼しているのだ」を、地で行く出来事だった。