犬を散歩に連れて行く河原では、色々な出会いがある。
川岸に行くと、「ボチャン」!
「何?」カエルが驚いて飛び込む音より、かなりデカい。
川の中を見ると、亀が泳いでいる。
見ていると、2mくらい泳いで縮こまって石と同化した。
「馬鹿にしやがって、見付かっていないと思ってるな!」
隣にいた娘が「パパ捕まえて!」なんて言うから、カッコいいとこ見せなきゃって、靴脱いでズボンまくって川に入る。
そして、手の平サイズのミシシッピアカミミガメを拾ってしまった。
こいつは、ペットにしていたカワイイ緑亀がデカくなって捨てられて増えた外来生物で、自然生態系を壊していると問題になっている。
図らずも駆除したわけだが、しばらく飼うしかなさそうだ・・・
「おぅ!!!」、足元に動く物が。
よく見ると蛇じゃないか。
「び、びびらせやがって」と、護岸のために積んだ石の中に逃げ込もうとする、蛇のシッポ?を掴む。
1m以上ありそうな、ゴルフのドライバーの握る所くらいの太さの蛇と、蛇引き。
全然出てこない、凄い力だ。
捕まえても困るし、僕も蛇年であまりやると可哀そうだから、手を放す。
さようなら。
クワガタは見付けたら捕まえなくてはならないと、子供の頃からプログラムされているようで。
野球帽を被っていれば、その中に入れる。
なければ、ズボンのポケットに入れる。
両方共動かれると、ちと痛い。
コクワガタが出てしばらくすると、ノコギリクワガタやカブトムシも出てくる。