社長のつぶやき

天井の戦い

ゴロゴロしていると、カミさんに ブーブー言われる。

「何にも しないで・・・」

「やってるって!」

「何を!!!」

「・・・」 

先日学んだ瞑想で、右から左へ聞き流す。

カミさんは、オレに文句を言い、ストレスを発散しているのだ。

オレは役にたっている。

心を「無」にし、聞き流す。

白い天井に、何匹かユスリカのような黒い羽虫が付いている。

洗濯物に付いて、入って来るらしい。

黄色いと、すごく虫が付く。

さて、そのユスリカの背後から、一回り大きな虫が近づく。

ハエトリグモだ。

糸を張った巣で、待ち構えて獲物を採る普通のクモとは違い、

歩き回って獲物を探し、抜群の運動能力でジャンプして獲物を捕まえるのだ。

さて、まだユスリカは気付かない。

3センチ、2センチ、ゆっくり近づく。

射程距離に入ったのか、一度止まる。

ジャンプ!!! しかし、天井である。

足を離せば落下する。

失敗したらしく、落下? 落ちない。

糸を張っていた。

天井から3センチ程の所でブランと止まり、糸をたどって素早く天井に戻る。

スゲー奴だ。

ユスリカは、まだ気付かない。

アホか。

ジャンプ再挑戦。

今度は落下することなく、ユスリカを捕まえた。

5分後、ユスリカはなくなって、ハエトリグモは歩き出す。